パステルアートを描くときに必要な基本の道具をご紹介します。100円均一やAmazonなどの通信販売、世界堂などの画材屋さん・文具店で手に入ります。
1.パステル
ハードパステル、セミハードパステル、ソフトパステルなどの種類があります。一流の画家を目指すわけでなければ、画材はあまりこだわらずまずは身近で手に入るものではじめましょう。
たとえば・・・
ダイソーパステル
セミハードの固さです。18色入り100円の安さで気軽にはじめられますね。写真の「基本色」以外に「補助色」18色入りもあります。

ホルベインソフトパステル
ソフトパステルと呼ばれる柔らかい素材のパステルで、子どもでもご高齢の方でも扱いやすいです。画材屋さんやAmazon、ホルベインのサイトでも購入できます。

ホルベイン公式オンラインショップ
全部で250色あるそうです。見ているだけでわくわくしますね。
ヌーベルカレーパステル
ハードパステルという固い素材のパステルです。
使うときは網やカッターを使ってパステルを粉にして使いましょう。

こちらはAmazonでも購入可能。
全150色。蛍光色やパールも取扱があります。公式サイトのカラーチャートはこちらから。
どのパステルでもOK。
まずは少ない色数からはじめて、使いこなせるようになったら色数を増やしていきましょう。
2.画用紙
パステルアートでは紙の凹凸に色の粉が引っかかることで着色をしています。そのため画用紙は表面がザラザラしているものを選びましょう。
画仙紙をはじめとした和紙なども相性が良いですよ。同じ作品でも紙を変えると違った作風になっていろいろな表現を楽しむことができます。
写真はいずれもマルマン製品。Amazonでも購入可能です。


3.消しゴム
名前の通り消しゴムとして使用したり、雲など白を描きたいときに使います。
普通の消しゴムの他に、ペンタイプの細いものや、画材用の練り消しゴムがあります。画材用の練り消しゴムは柔らかいので形が自由自在。応用の幅が広いのでおすすめです。



4.コットンと綿棒
絵の具で言うところの筆の役割をします。
パステルアートでは、筆のようにコットン(or綿棒)にパステルの色の粉をつけて着色します。
パステルは削って粉にしても良いですし、パステルの側面をコットンや綿棒で直接こすることでも色を取ることができます。お手持ちのパステルの固さによって異なります。
細かい部分は綿棒で、背景などの広い部分はコットンで描きます。綿棒は赤ちゃん用、大人用、、など100円均一へ行くと太さが3種類くらい売っているので、描きたいもののサイズに合わせて選んでくださいね。

コットンはティッシュペーパーや指で直接描くことでも代用できますが、色ムラが出やすくなるので初心者向けではありません。
5.保存用のための道具
パステルアートを描いた後の保存用の道具のご紹介です。
フィキサチーフ
パステル専用の定着糊のようなスプレーです。
完成後にパステルアート全体にふきかけて色落ちを防ぎます。

写真のもので1000円前後と、他の道具に比べて割高です。手頃にすませたいときはハードタイプのヘアスプレーでも同じ効果が得られます。
パーマ用等のヘアスプレーだと水分量が多すぎて絵が滲んでしまうので、必ずハードタイプのものを選んでください。
ポケットファイル
自分用なら写真のようなポケットファイルもおすすめ。
パステルアートのサイズに合わせて選びましょう。作品がたまっていくとページをめくるのも楽しいです。

スタートはシンプルに
最低限パステルアートに必要な道具はこれだけ!
学校では習わない画材なので馴染みがなく、ハードルが高く感じられる画材かもしれませんが、使って見たら意外とシンプル。
季節の作品を家に飾るのも良いですし、人にプレゼントしてもとても喜ばれます。一緒にはじめてみませんか?
オススメの通販サイト
Amazon
通信販売の王道といえばやっぱりAmazon。
手に入らないものはあるの?というくらい品数豊富です。写真の一部もAmazonから引用して使わせていただいています。
世界堂オンラインショップ
日常的に絵に触れる機会の無い人にとってはあまり馴染みがないかもしれませんが、画材屋さんといえば世界堂です。とくに新宿にある本店は「世界堂に売っていなかったらどこにも売っていない…」というくらい品数豊富。
こちらのサイトはその世界堂さんの公式オンラインショップです。